2017年の菊花賞馬キセキ(牡8、栗東・辻野泰之厩舎)が7日付でJRAの競走馬登録を抹消した。JRAが同日発表した。なお、同馬は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。

 キセキは父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母の父ディープインパクトという血統。

 2016年12月に阪神競馬場の2歳新馬戦でデビューし、初勝利。翌年7月に自己条件戦で2勝目をあげると、続く信濃川特別も連勝。夏の上がり馬として出走した神戸新聞杯では2着に好走し、クラシック最終戦・菊花賞の優先出走権を獲得した。

 迎えた菊花賞当日は大雨により、近年稀にみる不良馬場に。道中は後方に控えていたが3コーナーから進出を開始し、上がり最速の脚で優勝。最後の一冠を掴み取った。なお、ルーラーシップはこれが産駒のGI初勝利だった。

 菊花賞制覇後の数戦は凡戦が続いたが、4歳秋に再び復活。2018年の天皇賞・秋では3着、ジャパンCではその年の三冠牝馬アーモンドアイの2着に入った。その後も毎年のように古馬王道路線に進み、2019年・20年の宝塚記念2年連続2着など常に高いパフォーマンスを発揮し続けた。

 昨年末の有馬記念(10着)がラストランとなった。通算成績は33戦4勝(うち海外4戦0勝)。JRA獲得賞金は7億140万3000円(付加賞含む)。



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