昨年のオークス(英G1)をレース史上最大着差の16馬身差で圧勝するなど、英愛でG1計3勝をあげたスノーフォール(Snowfall、牝4、愛・A.オブライエン厩舎)が、骨盤の故障により安楽死となった。

 英競馬メディア『Racing Post』などが現地時間11日、報じた。

 同日にオブライエン調教師は現地メディアの取材に応じ、一連の件についてコメントした。

「素晴らしい牝馬スノーフォールについて、このような結果になってしまったことを大変申し訳なく思います。スノーフォールは数週間前に深刻な怪我を負いました。獣医たちによる懸命の治療が続きましたが、数日前から彼女の状態が非常に悪化し、とても心苦しい決断ですが彼女を眠りにつかせるほかありませんでした」と胸の内を明かした。

 怪我に関しては、「スノーフォールは骨盤を痛めました。昼に食事を与え、1時間後にスタッフが戻ると彼女はすでに怪我を負っていました。獣医によると開脚をした際に骨盤を痛めたのではないかという話でしたが、どのように発生したのかは正確には分かりません。私たちができる全てを尽くしましたが及びませんでした。競走馬としても繁殖馬としても、とてつもない損失です」とコメントしている。

 スノーフォールは父ディープインパクト、母ベストインザワールド、母の父Galileo。伯母に2016年の凱旋門賞馬ファウンドがいる血統。日本のノーザンファームの生産馬(欧州で生産者の基準となる母馬所有者はRoncon, Chelston Ire & Wynatt)。

 2020年6月にデビュー。3戦目で初勝利を果たし、昨年のミュージドラS(英G3)で重賞初勝利。そこからオークス、愛オークス(愛G1)、ヨークシャーオークス(英G1)とG1・3連勝をあげた。通算成績は14戦5勝。