【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・5/21 平安S(GIII・中京・ダ1900m)

 好位を追走したテーオーケインズが別定59kgをものともせず、ケイアイパープルに2馬身半差をつけて楽勝しました。これで4つめの重賞タイトルです。昨年以降7戦5勝で、敗れた2戦は、スタートで大きく出遅れたJBCクラシックと、海外遠征のサウジCのみ。現在のダート中距離路線にはチュウワウィザード、オメガパフュームなどの強豪がいますが、そのなかでも頭ひとつ抜けた存在でしょう。

 父シニスターミニスターは、アメリカの主流ラインのひとつエーピーインディ系に属しています。これまでにインカンテーション、キングズガード、ヤマニンアンプリメなどを出し、ダート界を代表する種牡馬の一頭と評価されています。母マキシムカフェの半妹タマノブリュネットは、大井競馬場のダートグレード競走レディスプレリュード(JpnII・ダート1800m)を勝ちました。

 順調であれば次走は大井の帝王賞(JpnI・ダート2000m)。前述のチュウワウィザード、オメガパフュームも駒を進めてくるはずなので、見逃せない大一番となります。

◆今週の血統注目馬は?

・5/29 青嵐賞(2勝クラス・東京・芝2400m)
 東京芝2400mに強い種牡馬はルーラーシップ。2012年以降、当コースで産駒が20走以上した35頭の種牡馬のなかで連対率27.5%はナンバーワン。

 当レースには産駒のダノンターキッシュが登録しています。前走、距離を延長して初めて芝2400m戦に臨んだのですが、超スローペースの前残りとなり、上がり3ハロン32秒8で後方から差を詰めたものの4着に終わりました。普通のペースであれば勝ち負けに持ち込めるでしょう。

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