【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・6/19 マーメイドS(GIII・阪神・芝2000m)

 好位を追走したウインマイティーが直線で早め先頭に立ち、後続の追撃を抑えて優勝しました。3歳春にデイジー賞、忘れな草賞を連勝し、13番人気で挑んだオークスでも3着と好走。しかし、その後は期待ほどの成績を挙げられず、勝ち星から遠ざかっていました。

 父ゴールドシップはオークス馬ユーバーレーベン、目黒記念を勝ったウインキートス、札幌2歳Sを勝ったブラックホールなどを出しています。本馬はオークス3着の成績があるものの、父の産駒は基本的に直線の長いコースよりも小回り・内回りコースのほうが合っており、今回の舞台である阪神芝2000mも内回りコースです。当コースでは3歳春に忘れな草賞を勝った経験があります。今後も小回りコース、内回りコースでは怖い一頭です。

◆今週の血統Tips

 宝塚記念が行われる6月末は、梅雨のシーズンであるため、雨の影響で馬場が渋ることが珍しくありません。宝塚記念の過去10年間の上がり3ハロン平均は35秒9。瞬発力よりも持続力が問われる舞台なので、好位追走からしぶとく脚を使う馬が有利です。マクリや逃げ切りも決まりやすいレースです。

 ヌレイエフ、サドラーズウェルズ、トニービンといった血を持つ馬は注目で、ひとつだけでなく複数の血を抱えた馬はなおいいでしょう。1〜2番人気が予想されるタイトルホルダーは3つ、エフフォーリアは2つ持っています。

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