【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・7/24 新馬戦(札幌・芝1800m)

 好位を追走したドゥアイズが直線で最内を突き、激しい追い比べを制しました。父ルーラーシップ、母の父ディープインパクト、という組み合わせ。先週、2歳戦は15レース組まれていたのですが、種牡馬別の成績ではルーラーシップとモーリスが2勝ずつを挙げてトップでした。ルーラーシップ産駒の勝利は、ドゥアイズが勝った日曜札幌芝1800mの新馬戦と、ラパンラピッドが勝った日曜福島芝1800mの新馬戦。先週は週末に雨が降り、土曜日の競馬が終了した時点で、札幌、福島とも稍重のコンディション。日曜日は良馬場に回復したとはいえ、少し時計が掛かっていました。そうした馬場も合っていたのでしょう。

「ルーラーシップ×ディープインパクト」はキセキ(菊花賞)、ワンダフルタウン(青葉賞、京都2歳S)、エヒト(七夕賞)などコンスタントに活躍馬が出ており、なかでもダンジグを併せ持つパターンは、キセキ、エヒト、イシュトヴァーン、ビッグリボン、サトノラムセス、バルベーラなどアベレージの高さが目立ちます。本馬はこのパターンです。オークス向きでしょう。

◆今週の血統注目馬は?

・7/31 積丹特別(1勝クラス・札幌・芝2600m)

 札幌芝2600mで注目したい種牡馬はドゥラメンテ。当コースで過去3戦2連対と好成績を残しています。サンプルは少ないものの、注目すべき実績といえるでしょう。当レースに登録のあるドゥラメンテ産駒はディナースタとヴィトーリアの2頭。前者は前走のプリンシパルSで12着。しかし、東京芝2000mで不利となる大外枠で、なおかつ向正面で一気にポジションを上げる積極策が裏目に出た感があります。後者は2000m以上に距離を延ばしてから成績が安定し、唯一の勝ち星が札幌コース。いずれも期待できるでしょう。

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