【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・8/7 レパードS(GIII・新潟・ダ1800m)

 中団を追走したカフジオクタゴンが直線でタイセイドレフォンとの追い比べをクビ差制しました。モーリス産駒はJRAで6頭目の重賞勝ち馬を出したことになりますが、ダート重賞を勝ったのは本馬が初めてです。種牡馬デビュー以来の勝ち星の内訳は、芝141勝、ダート50勝。

 おおよそ芝3勝、ダート1勝の割合で勝ち星が増え続けているので、ダートを得意とする種牡馬というわけではありません。配合次第でダート向きの仔も出る、といったタイプです。ダート向きの産駒には他にハセドン(青竜S)やハコダテブショウ(現OP)などがいます。

 母メジロマリアンは優秀で、これまでにデビューした4頭の産駒がすべて勝ち上がっています。カフジオクタゴンはレイクヴィラファームの生産馬ですが、その前身であるメジロ牧場で育まれたファミリーに属しています。母の父メジロベイリー、2代母の父メジロマックイーンもメジロ牧場の歴史を彩った名馬で、父モーリスもメジロ牧場のファミリーから誕生しています。まさにメジロ牧場の歴史そのものといった血統です。

◆今週の血統注目馬は?

・8/14 八女特別(2勝クラス・小倉・ダ1700m)

 小倉ダ1700mと相性のいい種牡馬はマクフィ。連対率は27.0%です。2012年以降、当コースで産駒が20走以上した117頭の種牡馬のなかで第3位という優秀な成績です。当レースにはスズカマクフィが登録しています。過去、当コースで3回走って[1-2-0-0]ですからやはり相性抜群。2勝クラスに上がってから3連敗していますが、得意コースに戻る今回はチャンスがありそうです。

 もう1頭、当コースと相性のいいオルフェーヴルを父に持つコンスタンティンも侮れません。

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