いよいよ、夏競馬もラストウィーク。新潟では土日に3鞍のメイクデビューが組まれている。その中では最終日の芝1800mに各厩舎の素質馬が集まりそうだ。

【9月4日(日) 新潟芝1800m】

◆オールアイズオン(牡、父キズナ、母キズナII、美浦・蛯名正義厩舎)

 父母ともに同名の配合として話題の一頭。アイルランド産の母はフランスで走り、芝2400mと2600mで2勝した。現4歳の半兄ボーンジーニアスは芝2200m〜2600mで3勝している。

「まだ慎重に走っているような感じだけど、いいフットワークをする。1週前の追い切りはブリンカーを着け、3頭併せの真ん中で刺激を与えた。ひと追い毎に良くなっているし、これでピリッとしてくれれば…」と蛯名正義調教師。鞍上は柴田善臣騎手が予定されている。

◆テンカノギジン(牡、父エピファネイア、母モスカートローザ、美浦・手塚貴久厩舎)

 2021年のセレクトセールに上場され、取引価格は1億560万円。馬名は星野壽市オーナーにお馴染みの『上毛かるた』が由来だ。ディープインパクト産駒の母は芝1500mと1800mで2勝。伯父にフライングアップル(スプリングS)、ナイスミーチュー(シリウスS、マーキュリーC)がいる。

 1週前の追い切りは古馬のココロノトウダイ(新潟記念に登録)と併せ、余力十分に駆け抜けた。

「ムチッとした体形をしているし、いいバネがありそう。走ることにも前向きで古馬と併せても楽に動けている。競馬に行っても真面目に走ってくれると思います」と手塚貴久調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

◆ホウオウドラッカー(牡、父ドレフォン、母ホウオウパフューム、美浦・奥村武厩舎)

 ハーツクライ産駒の母は芝2000m〜2500mで3勝した。この馬が初仔になる。

「初仔でも立派な馬格に出た。お母さんに似た感じで気持ちは穏やかだし、体の使い方がいい。楽しみにしています」と奥村武調教師。鞍上は田辺裕信騎手が予定されている。(※前日の芝2000mに回る可能性も…)

 その他ではウィンターダフネ(牝、父ブラックタイド、母ウィンターコスモス、美浦・国枝栄厩舎)、コスモチプリア(牝、父ゴールドシップ、母ホワイトウインド、美浦・田村康仁厩舎)。

 シエロエスティーボ(牡、父ルーラーシップ、母オーラレガーレ、美浦・小島茂之厩舎)、シャンデル(牝、父マジェスティックウォリアー、母シャンデリアスピン、美浦・青木孝文厩舎)などがスタンバイしている。

【9月4日(日) 新潟芝1400m】

◆スピードオブライト(牝、父ロードカナロア、母サイレントソニック、美浦・相沢郁厩舎)

 ディープインパクト産駒の母は通算5勝でオープン入りした。いとこにはビターエンダー(プリンシパルS1着、共同通信杯2着)がいる。25日はWコースで5ハロン68秒2、ラスト1ハロン11秒4をマークした。

 「気持ちが前向きだし、よく動けている。いいスピードがありそう」と相沢郁調教師。鞍上は石川裕紀人騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)