秋の中山開催が最終週を迎える。次開催の東京に備えている素質馬も多いが、牝馬限定のマイル戦には頭数が集まりそうなムードだ。

【10月1日(土) 中山芝1600m(牝馬)】

◆エルフォルク(牝、父モーリス、母シュピッツェ、美浦・中舘英二厩舎)

 祖母が独1000ギニーの勝ち馬。母は芝2000mで2勝しており、叔父にフュージョンロック(4勝=オープン入り)がいる。先週の追い切りはウッドチップコースで6F84.5-67.0-52.3-38.2-12.0をマークした。「だいぶ体力がつき、調教にも耐えられるようになってきた。スピードの持続性がありそうだし、芝の軽い馬場がいいと思います」と中舘英二調教師。鞍上は石橋脩騎手が予定されている。

◆オルフェスト(牝、父オルフェーヴル、母ユールフェスト、美浦・池上昌和厩舎)

 母は芝1200mで2勝。4歳上の半姉フィルムフェスト、2歳上の半姉リリアンフェルスは初戦から勝ち上がっている。先週の追い切りはウッドチップコースで6F68.4-52.7-38.3-11.7をマーク。9月24日の中山3Rでデビュー勝ち(2歳コースレコード)を飾ったトレドと併入している。「小柄なサイズだけど、フットワークはいい。気持ちの面でもコントロールが利いている。距離的には1600mぐらいが良さそうです」と池上昌和調教師。鞍上は横山武史騎手が予定されている。

◆クイーンオブソウル(牝、父マインドユアビスケッツ、母ビジューミニョン、美浦・林徹厩舎)

 千葉サラブレッドセールに上場され、取引価格は3597万円。一族からはエイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、エバーブロッサム(オークス2着)が出ている。先週の追い切りは坂路で4F54.6-39.3-24.7-12.1をマークした。「思っていた以上に動いてくれました。牝馬で気がいいタイプ。いいところがありそうです」と林徹調教師。鞍上は津村明秀騎手が予定されている。

【10月2日(日) 中山芝1800m】

◆フェザーモチーフ(牡、父ハーツクライ、母オーサムフェザー、美浦・武井亮厩舎)

 母はBCジュヴェナイルフィリーズなど米G1を2勝。半兄にスーパーフェザー(青葉賞3着)がいる。先週の追い切りはウッドチップコースで3頭併せの真ん中に入り、6F85.4-68.3-54.0-39.2-12.2をマークした。「適度に前向きで折り合い面に問題はない。しっかりと反応するし、初戦から動けると思います」と武井亮調教師。鞍上は菅原明良騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)