9月28日(水)船橋競馬場で行われる日本テレビ盃(3歳上、JpnII・ダ1800m)。1954年に創設された歴史あるレースで、現在は『Road to JBC』に指定され勝ち馬にはJBCクラシックへの優先出走権が付与される。

 今年は14頭中9頭が重賞勝ち馬という豪華メンバーで、3歳から8歳まで様々な世代の実績馬が集いハイレベルな一戦になりそうだ。昨年覇者の連覇か、新興勢力の台頭か。発走は20時05分。主な出走馬は以下の通り。

■ミューチャリー(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)

 2018年10月に当地でデビュー。武器である鋭い末脚を磨き、地方競馬を代表する馬へと成長を遂げた。2歳時から毎年重賞タイトルを積み重ね、昨年のJBCクラシックを地方所属馬として初めて制したほか、年末の東京大賞典でもコンマ差の4着。今年のダイオライト記念でも3着に好走するなど大舞台で活躍を続けている。前走は大きく着順を落としたが、夏場を休養に充て今回は巻き返しに燃える。

■サルサディオーネ(牝8、大井・堀千亜樹厩舎)

 昨年の日本テレビ盃の覇者。牝馬が当レースを制すのは26年ぶりで、交流重賞になってからは初めてという快挙だった。今年はさきたま杯を制してダートグレード競走5勝目。前走は盛岡のビューチフルドリーマーCを貫禄勝ちと、8歳を迎えても勢いはとどまらない。馬券圏内に好走した26戦全てが左回りというサウスポーで、船橋は重賞4勝と好相性。得意な舞台でレース史上初の連覇に挑む。

■ノットゥルノ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)

 デビューから2戦は芝も、ダートに替わって2連勝。伏竜S、兵庫CSでも2着に好走するなど、世代トップクラスの実力を誇示。迎えたジャパンダートダービーでは好位から外目をまくるように進出し、最後は迫るペイシャエスの末脚を封じて優勝。3歳ダート王の座に輝いた。今回、ダートでは初の左回りコース出走となるほか、同世代よりも負担斤量が2kg重くなることをどう見るか。

■ペイシャエス(牡3、美浦・小西一男厩舎)

 昨年10月のデビュー戦を勝利で飾り、今年4月の自己条件戦で2勝目を挙げた。その後は青竜Sを挟みユニコーンSに出走。直線は馬群を割るように鋭い末脚を発揮し、10着馬までが0.5差にひしめく大激戦を制した。続くジャパンダートダービーは初距離に加えて、水の浮く不良馬場を跳ね除け2着。今回はノットゥルノより2kg軽い斤量で臨める点は有利で、ライバルと古馬撃破に燃える。

 その他にもエルムSを制したフルデプスリーダー(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)、前走で重賞初制覇を飾ったフィールドセンス(牡8、船橋・山下貴之厩舎)、船橋巧者のギガキング(牡4、船橋・稲益貴弘厩舎)など豪華メンバーが揃った。

 また、UAEダービーの覇者クラウンプライド(牡3、栗東・新谷功一厩舎)は、母エミーズプライドが当地で8勝を挙げている所縁の血統。母が活躍した地で国内重賞初制覇を狙う。