10月2日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)。国内の快速自慢が集うこのレースに重賞6勝馬メイケイエール(牝4、栗東・武英智厩舎)が、池添謙一騎手とのコンビでGI初制覇を狙う。

 メイケイエールは父ミッキーアイル、母シロインジャー、母の父ハービンジャーという血統。近親には白毛馬として数々の記録を打ち立てたGI・3勝馬ソダシ、芝ダート両重賞制覇を成し遂げたハヤヤッコなどがいる。

2020年8月に小倉競馬場での2歳新馬戦でデビューして勝利。続く小倉2歳S(GIII)、ファンタジーS(GII)を制して3連勝すると2歳GI・阪神JFに出走。2021年はチューリップ賞(GII)で、エリザベスタワーとの同着優勝を果たした。

今年の始動戦であるシルクロードS(GIII)では、のちのGI馬ナランフレグらを抑えて勝利。高松宮記念(GI)では大外枠からの発走で5着に惜敗したが、返す刀で京王杯SCを制覇。そして今月に行われたスプリンターズSの前哨戦、セントウルSでは出走馬中最速となる上がり3F32秒9を記録し、後続に2馬身半差をつけて快勝した。通算成績は12戦7勝。

 前走に引き続きコンビを組む池添謙一騎手は、安田記念を始め今年重賞を7勝と勢いに乗る。メイケイエールを管理する武英智調教師とオーナーの名古屋競馬は、同馬がスプリンターズSを勝利すると初のGIタイトル獲得である。今年、京都競馬場主催のアイドルホースオーディションで1位を獲得したおてんば娘が、パートナーと共に短距離王者決定戦に挑む。