11月3日(祝・木)に盛岡競馬場で行われるJBCレディスクラシック(3歳上・JpnI・ダ1800m)。2011年に創設された重賞で、牝馬限定のダート重賞では唯一のJpnIに格付けされている。

 昨年の覇者テオレーマや、BCディスタフを制したマルシュロレーヌが今年3月に引退。新女王を決する一戦となる。JpnI馬ショウナンナデシコが前走から巻き返すか。それとも他馬が待ったをかけるか。発走予定日時は11月3日(祝・木)の16時40分。主な出走馬は以下の通り。

■ショウナンナデシコ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)

 昨年10月に本格化、OP入り以降9戦すべてで3着内を外しておらず、今年2月のエンプレス杯を皮切りに夏にかけて重賞4連勝を飾った。4月のマリーンCでは8馬身差の圧勝を飾り、続くかしわ記念では牡馬相手にも完勝と、牝馬同士では一枚抜けた実力を誇る。秋始動戦のレディスプレリュードは3着だったが、巻き返して2つ目のJpnIタイトル奪取を目指す。

■サルサディオーネ(牝8、大井・堀千亜樹厩舎)

 JRA所属時から3着内に好走した27回全てが左回りというサウスポーで、移籍後からダートグレード競走を5勝している大井の名牝。年齢を重ねても衰えるどころか勢いを増すばかりで、8歳を迎えた今年も牡馬相手にさきたま杯を勝利。8月にはビューチフルドリーマーCを持ったまま圧勝するなど活躍を続けている。得意の左回りで行われる今年はチャンス十分。古豪が悲願成就なるか。

■グランブリッジ(牝3、栗東・新谷功一厩舎)

 今年6月の関東オークスで南関東牝馬クラシック2冠馬のスピーディキック、オークスにも出走したラブパイローらを抑えて重賞初制覇。続くブリーダーズゴールドCは古馬との初対戦ながら勝利し重賞2連勝を飾った。元々は後方待機策から末脚を武器に差す競馬を続けていたが、距離が延びるにつれて先行力も身についてきた。自在な脚質を武器に一気に女王の座につくか。

■アナザーリリック(牝4、美浦・林徹厩舎)

 デビューから一貫して芝のレースに出走し、今回が初めてのダート戦。2020年8月の新馬戦を勝利で飾ると、翌年3月のリステッド・アネモネSで2勝目を挙げた。その後はNHKマイルCや、秋華賞でGIの舞台も経験し、今年4月には福島牝馬Sで待望の重賞初制覇。弟のプライルードや姉のブロンディーヴァは南関東で活躍しており、血統的にはダートにも対応出来そうだ。

 その他にも重賞で好走が続くテリオスベル(牝5、美浦・田島俊明厩舎)、トライアルのレディスプレリュードを制したプリティーチャンス(牝5、栗東・野中賢二厩舎)、サルサディオーネの妹サルサレイア(牝6、大井・堀千亜樹厩舎)などが出走予定。