11月3日(祝・木)に門別競馬場で行われるJBC2歳優駿(2歳・JpnIII・ダ1800m)。2019年まで行われていた北海道2歳優駿を前身とする重賞で、JBC創設から20年の節目となる2020年に『JBC競走』の新カテゴリーとして創設された。

 北海道2歳優駿の時代から数えて、JRA勢13勝・地方勢12頭と、ほぼ互角の成績(交流競走となった1997年以降)。同じ門別競馬場で行われる交流重賞エーデルワイス賞はJRA勢が3着まで上位独占の結果だったが、ホッカイドウ競馬所属馬の巻き返しなるか。発走は18時00分。主な出走馬は以下の通り。

■ベルピット(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)

 新馬戦を勝利し、続く特別戦は600mの距離延長に難なく対応して連勝。7月のブリーダーズゴールドジュニアCは4コーナーで内をついて鋭く抜け出し重賞初制覇を飾り、続くサッポロクラシックC、サンライズCで1着、2着と中距離路線で経験と実績を積んできた。前走は僚馬オーマイグッネスの後陣を拝して2着となったが、デビューから重賞2勝を含む4連勝を飾った実績を提げ、地元の筆頭格としてダートグレード戴冠を狙う。

■オーマイグッネス(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)

 デビュー戦で3着に好走し、続くJRA認定競走を7馬身差で圧勝。3走目以降は僚馬ベルピットと同じレースに出走を続けた。3戦連続で先着を許すも、前走のサンライズCでは見事に巻き返して重賞初制覇。直線ではベルピットが一旦前に出るシーンもあったが、しぶとく食い下がりハナ差交わしてゴール。確かな勝負根性と先行力を武器に強力JRA勢に挑む。

■スギノプリンセス(牝2、北海道・田中正二厩舎)

 今年5月門別1000mで行われた新馬戦でデビューし6着。以降は距離を徐々に延ばして、4戦目の1500mで行われた未勝利戦で初勝利を挙げた。続くマイルのJRA認定競走ではレコード勝ち、更に2歳OPも勝利し3連勝。10月のブロッサムCは手応え楽に後続を突き放し、3馬身差で重賞初制覇を飾っている。当レース初(北海道2歳優駿を含めると7年ぶり)の牝馬による勝利なるか。

■エコロアレス(牡2、栗東・森秀行厩舎)

 父Unifiedはアメリカで競走生活を送り、ピーターパンSなど重賞3勝を挙げた快速馬で、当馬は父譲りの先行力とスピードが武器。今年10月、阪神競馬場で行われた新馬戦でデビュー。スタートダッシュよくハナに立つと、そのまま譲らず直線へ。最後までスピードが鈍ることはなく、楽な手応えのまま5馬身差の圧勝を飾っている。門別の深い砂や距離延長を克服して重賞初制覇を狙う。

 その他にも600mの距離延長を克服しデビュー2連勝を飾ったリアルミー(牡2、北海道・田中淳司厩舎)、初ダートの前走で8馬身差の圧勝飾ったナチュラルリバー(牡2、栗東・武英智厩舎)、2019年の東京ダービー馬ヒカリオーソの弟タイガーチャージ(牡2、北海道・田中淳司厩舎)などが出走予定。