11月24日(木)に園田競馬場で行われる兵庫ジュニアグランプリ(2歳・JpnII・ダ1400m)。このレースから12月の全日本2歳優駿に続けて出走する馬も多く、地方・中央の所属を問わず重要なステップレースとなっている。

 3戦連続で上がり最速を記録しているオマツリオトコや、2戦連続で圧勝しているトレドなど、JRAから素質馬が多数出走。地方ではホッカイドウ競馬所属のスペシャルエックス、デステージョの2頭に加え、地元のジョイブラックがどこまで食い下がれるか注目だ。発走予定日時は24(木)の15時35分。主な出走馬は以下の通り。

■オマツリオトコ(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)

 父ヴィットリオドーロは米G1馬の父Medaglia d'Oro、交流重賞8勝を挙げた母プリエミネンスとの間に生まれた米国産馬で、当馬は産駒唯一のJRA現役馬。6月に函館で行われた新馬戦で勝利を飾ると、続く函館2歳Sでは初芝、初重賞挑戦ながら3着に好走した。前走のヤマボウシ賞は他馬より約1秒速い末脚で豪快に差し切り2勝目。3戦全てで上がり最速を記録した末脚を武器に重賞初制覇を狙う。

■トレド(牡2、美浦・池上昌和厩舎)

 今年9月に中山で行われたデビュー戦はスタートダッシュよく先手を取ると、道中もハナを譲らず6馬身差で圧勝。勝ちタイムの1:51.9は2歳コースレコードで、従来の記録を0.3秒塗り替えた。前走のプラタナス賞でも先行力を発揮し2番手に付けると、直線では手応え楽に抜け出し、後続に7馬身差を付けて圧勝。安定した先行力は小回りの園田でも活きるはずだ。

■マルカラピッド(牝2、栗東・今野貞一厩舎)

 米・UAEでダート短距離G1を制した父マインドユアビスケッツ譲りのパワーとスピードが最大の武器で、芝で迎えたデビュー戦は14着も、2戦目でダートに替わると早くも初勝利を挙げた。前走のエーデルワイス賞では砂を被ってもひるまず、門別の深い砂を克服して重賞初制覇。今回は初の牡馬混合戦で、かつ1ハロンの距離延長となるが、連勝中の勢いにのって重賞連勝を狙う。

■スペシャルエックス(牡2、北海道・田中淳司厩舎)

 父ダノンレジェンドはダートグレード競走9勝を挙げた快速馬で、当馬は父譲りのスピードと粘り強さを受け継いでいる。今年6月のデビュー戦から2連勝を果たし、9月のイノセントCでは4コーナー付近から続いた2着馬とのマッチレースを制して重賞初制覇。前走の鎌倉記念では南関東への初遠征だったが、コースをぐるりと一周する競馬にも対応し2着に好走。ダートグレード競走の舞台でも前走の経験を糧に好走を期待したい。

 その他にもトライアルの兵庫若駒賞2着のジョイブラック(牝2、兵庫・高本友芳厩舎)、エーデルワイス賞2着のエコロアイ(牝2、栗東・森秀行厩舎)、鎌倉記念3着のデステージョ(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)などが出走予定。