11月27日に東京競馬場で行われるジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)。海外馬4頭を含む国内外の精鋭が集うこの一戦にヴェラアズール(牡5、栗東・渡辺薫彦厩舎)がR.ムーア騎手とのコンビで出走する。

 ヴェラアズールは父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ、母の父クロフネという血統。2008年のオークス馬トールポピー、2011年の秋華賞覇者アヴェンチュラの甥にあたる。

 2020年3月に阪神競馬場で行われた3歳新馬戦でデビュー。ダート1800m戦を中心に今年1月まで出走を重ね、2勝を挙げた。3月の淡路特別(2勝クラス)で初めて芝レースに出走。2600m戦という大幅な距離延長にも対応して、勝利をおさめた。6月のジューンS(3勝クラス)では、後のアルゼンチン共和国杯覇者ブレークアップに1.3/4馬身差をつける勝ちっぷりでOP入りとなった。

 芝長距離路線で才能が開花したヴェラアズールは、前走の京都大賞典で重賞に初挑戦。後方待機策から直線では上がり3F33.2秒の脚で他馬を豪快に差し切り白星を飾った。通算成績は21戦5勝。

 今年の芝転向後、ヴェラアズールは5戦3勝。いずれも2400m以上のレースに出走しており、高い長距離適性が窺える。今回勝利すると、エイシンフラッシュ産駒初のGI馬となることに加えて、管理する渡辺薫彦厩舎にとっても初のGIタイトルに。大きな期待を背負う上がり馬ヴェラアズールに要注目である。