12月8日(木)に名古屋競馬場で行われる名古屋グランプリ(3歳上・JpnII・ダ2100m)。昨年まではダートグレード競走最長の2500mで行われていたが、競馬場移転に伴い今年から距離が短縮された。

 今年は3歳馬のペイシャエスが人気を集めそうだ。春にユニコーンSを制しジャパンダートダービーでも2着好走と、世代屈指の実力の持ち主。一方の古馬勢も古豪クリンチャーや、重賞2勝馬ケイアイパープルなど実績馬が揃った。発走予定日時は8日(木)の15時45分。主な出走馬は以下の通り。

■ペイシャエス(牡3、美浦・小西一男厩舎)

 10着馬までが0.5差にひしめく大激戦となったユニコーンSを制して重賞初制覇を飾ると、続くジャパンダートダービーでは2Fの距離延長と水の浮く不良馬場を克服して2着に好走。秋の日本テレビ盃では古馬の壁に跳ね返されたが、続くJBCクラシックでは3着に入り、先日のチャンピオンズCでも2着に入ったクラウンプライドに食らいつく走りを見せた。更なる距離延長を克服し重賞2勝目を狙う。

■クリンチャー(牡8、栗東・宮本博厩舎)

 デビューから5歳秋の京都大賞典までは芝路線を歩み、3歳秋には菊花賞で2着に好走。4歳時には京都記念でGI馬のレイデオロやアルアインを破り、同年秋には凱旋門賞にも出走した。その後はダートで重賞4勝を挙げる活躍で、芝・ダート双方でレベルの高い走りを見せる稀有な実力の持ち主。名古屋では2勝を挙げているが、新競馬場は初出走となるだけにコース適性は鍵になる。

■ラーゴム(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)

 デビューから暫くは芝路線で活躍し、3歳時にはきさらぎ賞を制してクラシックにも出走を果たした。秋にはアンドロメダSで古馬相手にリステッド競走も制したが、今年2月の仁川Sからダート路線に転向。2戦目の吾妻小富士Sでダート初勝利を挙げ、今秋は白山大賞典、続く浦和記念でともに2着と好走が続く。クラシック候補にも挙がった素質馬がダートでもタイトル奪取狙う。

■セイカメテオポリス(牡4、栗東・渡辺和雄厩舎)

 3歳時に戸塚記念を制して重賞初制覇を飾ると、古馬入り後は金盃(2600m)、東京記念(2400m)でともに2着。ダイオライト記念(2400m)では勝ち馬とコンマ差の5着に入るなど2000mを超える距離では南関東屈指の実力を誇る。今年10月の白山大賞典ではスタートで出遅れながら4着と、上位まであと一歩の内容。新・名古屋競馬場で重賞4勝を誇る吉原騎手を鞍上に迎え、ダートグレード初制覇へ期待十分。

 そのほかにも重賞2勝を誇るケイアイパープル(牡6、栗東・村山明厩舎)、重賞初制覇を狙うヴァンヤール(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)などが出走する。