ダイアトニック(牡8、栗東・安田隆行厩舎)が1月4日付で競走馬登録を抹消した。今後はオーストラリアで種牡馬となる予定。同日、JRAがホームページ上で発表した。

 ダイアトニックは父ロードカナロア、母トゥハーモニー、母の父サンデーサイレンスという血統。

 2017年12月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2019年5月までに5勝を挙げ、同年のスワンS(GII)で重賞初制覇を飾った。2度目のGI挑戦となった2020年の高松宮記念(GI)では1着馬モズスーパーフレアにタイム差なしの3着に好走。

 続く函館スプリントS(GIII)で2度目の重賞制覇となった。7歳となった2022年も走りは衰えず阪急杯(GIII)、スワンS(GII)を勝利。12月に行われた阪神C(GII)で5つ目の重賞タイトルを獲得し、有終の美を飾った。通算成績は26戦10勝。

(JRAのホームページによる)