10日、北海道にある社台スタリオンステーションが2023年度からの新種牡馬として、ホットロッドチャーリー(Hot Rod Charlie)を導入することをホームページ上で明らかにした。初年度の種付け料は200万円。

 ホットロッドチャーリーは父Oxbow、母Indian Miss、母の父Indian Charlieという血統の米国産馬。半兄のミトーリ(Mitole)は、2019年のブリーダーズカップスプリントを含むGI・4勝馬で、2019年の米国最優秀短距離馬に輝いた。

 2020年7月にデルマー競馬場で行われた未勝利戦でデビュー。2021年3月のルイジアナダービー(米G2)が重賞初勝利となった。続くケンタッキーダービー(米G1)、ベルモントステークス(米G1)では2着に。同年9月のペンシルベニアダービー(米G1)で初のG1制覇を成し遂げた。

 その後、2022年3月のドバイワールドカップ(首G1)ではチュウワウィザードを抑えての2着に好走。8月のホイットニーステークス(米G1)では3着になるなど、安定感抜群の成績を誇っている。通算成績は19戦5勝。(うちG1を含む重賞4勝)

 現在社台スタリオンステーションで供用されている米国産馬には、マインドユアビスケッツ、シスキン、ニューイヤーズデイ、ナダル、ドレフォン、ブリックスアンドモルタルがおり、ホットロッドチャーリーが7頭目の米国産種牡馬となる予定である。