アグネスフライトは種牡馬として8世代の繋養で166頭の産駒を残した。JRAでは通算36勝。重賞は佐賀所属のインザエアが10年のロータスクラウン賞を制したのみ。先に血を引く馬は今も頑張っている。
JRAには「母の父アグネスフライト」の現役馬が5頭。エース格は3勝クラスのホッコーアカツキ(牡6、栗東・畑端省吾厩舎、父ロードカナロア)。昇級後は壁に当たっていたが、昨年10月の前走・外房Sで5着に健闘。現在は休養中だが、復帰が待たれる。その半弟のホッコーソムニウム(牡3、栗東・長谷川浩大厩舎、父ホッコータルマエ)は昨年12月の新馬戦が4着、続く年明けの未勝利戦が5着。もうひと押しあれば初勝利に手が届きそうだ。
他に1勝クラスのガレットジョーカー(牝4、栗東・宮徹厩舎、父コパノリッキー)、未勝利のヴィヴラガレット(牝3、栗東・宮徹厩舎、父ニシケンモノノフ)、新馬のショーユーシ(牡3、美浦・小笠倫弘厩舎、父アジアエクスプレス)が登録されている。