2020年のフラワーカップ覇者アブレイズ(牝6、栗東・池江泰寿厩舎)が、1月18日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道新冠郡新冠町の株式会社ノースヒルズで繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。
アブレイズは父キズナ、母エディン、母の父ジャングルポケットという血統。近親には2011年のアルゼンチン共和国杯(GII)と翌年の京都記念(GII)を制したトレイルブレイザーがいる。
2020年2月に京都競馬場で行われた3歳新馬戦でデビューして勝利。続くフラワーC(GIII)では、単勝12番人気の評価ながら初の重賞制覇を果たした。
2021年はメイS(OP)を勝利し、2022年の中山牝馬S(GIII)では低評価を覆して2着に好走。同年のヴィクトリアマイルではこれまでと一変し、末脚勝負でメンバー最速の上がりを出してインパクトを与えた。その後天皇賞(秋)にも出走し、今年の愛知杯(GIII)がラストランとなった。通算成績は18戦3勝。
(JRAホームページより)