1月22日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)について、過去10年の枠順データから検証していく。
枠別では最多となる5度の馬券絡みが5枠。逆に3枠は馬券絡みが2回で、最少の数字となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】1-1-2-11/15 勝率6.7% 複勝率26.7%
【2枠】1-1-1-12/15 勝率6.7% 複勝率20.0%
【3枠】1-1-0-14/16 勝率6.3% 複勝率12.5%
【4枠】1-1-3-11/16 勝率6.3% 複勝率31.3%
【5枠】2-2-1-13/18 勝率11.1% 複勝率27.8%
【6枠】2-1-1-16/20 勝率10.0% 複勝率20.0%
【7枠】1-2-1-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%
【8枠】1-1-1-20/23 勝率4.3% 複勝率13.0%
着別度数からは枠による明確な有利不利は見受けられない。どの枠からも勝ち馬が出ており、比較的なフラットなコースと言うことができるだろう。中山芝2200mはスタートから最初のコーナーまで距離が長いため、外枠の馬でも好位置で競馬ができそうだ。
7枠・8枠の好走馬について調べてみたところ、馬券に絡んだ7頭のうち、6頭が5番人気以下の穴馬であることが分かった。昨年も8枠に入ったマイネルファンロンが11番人気ながら2着に好走しており、今年も外枠の馬の一発には警戒したい。