高松宮記念に向けた一戦。ウインマーベルやナムラクレアなど明け4歳馬を中心に、好メンバーが集まった。本番へ向け弾みをつけるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■1/29(日) シルクロードS(4歳上・GIII・中京芝1200m)

 ウインマーベル(牡4、美浦・深山雅史厩舎)は昨年の葵Sで重賞初制覇を飾ると、古馬初対決となったキーンランドCで2着、GI初挑戦となったスプリンターズSでも2着と躍進。今年もGI戦線で活躍が期待されるだけに、まずは始動戦のここで重賞2勝目といきたいところだ。鞍上は松山弘平騎手。

 ナムラクレア(牝4、栗東・長谷川浩大厩舎)は2021年の小倉2歳Sを勝つなど早期から頭角を現し、昨年も桜花賞で3着、函館スプリントSを勝利など活躍した。前走のスプリンターズSでは5着も、勝負どころの4角で大外を回りながらの結果で負けて強しの内容。GIIIなら巻き返してきそうだ。鞍上は浜中俊騎手。

 その他、11月に京阪杯を快勝したトウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)、4連勝でオープン入りしたマッドクール(牡4、栗東・池添学厩舎)、昨年の高松宮記念3着馬キルロード(セ8、美浦・田村康仁厩舎)、昨年のCBC賞勝ち馬テイエムスパーダ(牝4、栗東・五十嵐忠男厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。