1月29日、香港のシャティン競馬場で行われるスチュワーズカップ(3歳上・G1・芝1600m)に、ゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアー、カリフォルニアスパングルの3頭が出走する。発走時間は現地時間16時05分(日本時間17時05分)。

【出走馬】
1行目:馬番-ゲート番 馬名/香港表記
2行目:性齢、所属・厩舎、騎乗予定騎手

1-2 ゴールデンシックスティ/金鎗六十
セ7、香・K.ルイ厩舎、C.ホー騎手

2-4 ロマンチックウォリアー/浪漫勇士
セ5、香・C.シャム厩舎、K.ティータン騎手

3-3 カリフォルニアスパングル/加州星球
セ5、香・A.クルーズ厩舎、Z.パートン騎手

4-5 ワイクク/夏威夷
セ8、香・J.サイズ厩舎、J.サイズ騎手

5-5 ロシアンエンペラー/將王
セ6、香・D.ホワイト厩舎、B.シン騎手

6-1 ビューティージョイ/美麗同享
セ6、香・A.クルーズ厩舎、H.ボウマン騎手

7-6 パンフィールド/勇戰神駒
牡6、香・A.ミラード厩舎、A.アムラン騎手

 ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro、母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統の豪州産馬。2019年3月にデビューし、2020年に香港4歳三冠を達成。その後も香港マイル連覇などを含む16連勝を記録し、香港の最強馬として君臨した。昨年は初戦のスチュワーズカップで2着に敗れ、連勝がストップ。チャンピオンズマイルで復活のG1勝利を果たしたが、前走の香港マイルでは2着となっている。通算成績は26戦22勝。

 ロマンチックウォリアーは父Acclamation、母Folk Melody、母の父Street Cryという血統の愛国産馬。2021年10月にデビューし、翌年の香港クラシックマイルまで無傷5連勝。香港クラシックカップで初めて土がついたが、再び連勝街道が始まり、今春にはクイーンエリザベス2世カップでG1初制覇。前走の香港カップでは、ダノンザキッドやパンサラッサら日本馬5頭を相手に4馬身半差の快勝劇を見せた。通算成績は10戦9勝。

 カリフォルニアスパングルは父Starspangledbanner、母Pearlitas Passion、母の父High Chaparralという血統の愛国産馬。2021年6月にデビューし、翌年の香港クラシックカップでは当時無敗のロマンチックウォリアーを撃破。今年のチャンピオンズマイルではゴールデンシックスティに後塵を拝したが、前走の香港マイルで同馬にリベンジを果たし、初のG1タイトルを手に入れた。なお、同馬はデビューしてから一度も連対を外していない。通算成績は14戦9勝。

 現役の香港最強格3頭が出走を予定しているスチュワーズカップ。香港のみならず日本の競馬ファンからも注目を集める夢の対決は、今月29日に迫っている。

(香港ジョッキークラブのホームページより)