2021年のマーメイドステークスの覇者シャムロックヒル(牝6、栗東・佐々木晶三厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページ上で発表した。

 シャムロックヒルは父キズナ、母ララア、母の父Tapitという血統。半姉には19年マーメイドS覇者のサラスがいる。

 2019年7月、中京競馬場での2歳新馬戦でデビュー。2020年7月に札幌競馬場での3歳未勝利戦で勝ち上がると、連闘で臨んだ3歳上1勝クラスも勝ち連勝を果たした。続くローズSで重賞に初挑戦。21年にはマーメイドSで10番人気ながら逃げ切り勝ちを収めて重賞初制覇し、姉妹そろって同じ重賞を制した。ラストランは今月22日のAJCCで通算成績は22戦4勝。

(JRAホームページより)