2月26日、香港のシャティン競馬場で行われる香港ゴールドカップ(G1・芝2000m)に、ゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアーの2頭が出走する。発走時間は現地時間16時05分(日本時間17時05分)。

 前走のスチュワーズカップ(香G1、芝1600m)で2頭は初対戦。香港マイル勝ち馬カリフォルニアスパングルも含めた夢の三強対決となった。レースは3頭が他馬を圧倒する展開で、結果はゴールデンシックスティが優勝。1馬身差の2着がロマンチックウォリアーだった。

【出走馬】
1行目:馬番-ゲート番 馬名/香港表記
2行目:性齢、所属・厩舎、騎乗予定騎手

1-4 ゴールデンシックスティ/金鎗六十
セ7、香・K.ルイ厩舎、C.ホー騎手

2-6 ロマンチックウォリアー/浪漫勇士
セ5、香・C.シャム厩舎、K.ティータン騎手

3-5 トゥールビヨンダイヤモンド/飛輪閃耀
セ6、香・C.シャム厩舎、A.バデル騎手

4-7 カーインスター/嘉應之星
セ8、香・A.クルーズ厩舎、J.マクドナルド騎手

5-1 マネーキャッチャー/發財先鋒
セ5、香・F.ロー厩舎、S.デソウサ騎手

6-2 グロリアスドラゴン/龍鼓飛揚
セ8、香・P.ング厩舎、H.ベントレー騎手

7-3 パンフィールド/勇戰神駒
牡6、香・A.ミラード厩舎、H.ボウマン騎手

 ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro、母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統の豪州産馬。2019年3月にデビューし、2020年に香港4歳三冠を達成。その後16連勝を記録し、最強馬として君臨した。昨年は初戦のスチュワーズカップで2着に敗れ、連勝がストップしたものの、チャンピオンズマイルで復活のG1勝利を果たした。通算成績は27戦23勝。

 ロマンチックウォリアーは父Acclamation、母Folk Melody、母の父Street Cryという血統の愛国産馬。2021年10月にデビューし、翌年の香港クラシックマイルまで無傷5連勝。香港クラシックカップで初めて土がついたが、再び連勝街道が始まり、昨春にはクイーンエリザベス2世カップでG1初制覇。続く香港カップでは、日本馬5頭を相手に4馬身半差の快勝劇を見せた。通算成績は11戦9勝。

 2000m戦では4戦4勝のロマンチックウォリアーが、ゴールデンシックスティに逆転できるのか。香港最強馬が再び相まみえる注目の対決は、今週26日に迫っている。

(香港ジョッキークラブのホームページによる)