2022年のかしわ記念などを制したショウナンナデシコ(牝6、栗東・須貝尚介厩舎)が24日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は、北海道沙流郡日高町の天羽牧場で繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページ上で発表した。

 ショウナンナデシコは父オルフェーヴル、母ショウナンマオ、母の父ダイワメジャーという血統。

 19年9月、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビューし初陣を飾ると、21年には西脇Sを勝ってオープン入りし、昇級初戦となったカノープスSも勝利。初の重賞となったTCK女王盃では2着と好走した。22年のエンプレス杯を制して重賞ウイナーの仲間入り。

 初のGI級レース出走となった同年のかしわ記念では、19年のフェブラリーS覇者のインティらを破ってGI初制覇。続くスパーキングレディーCも勝って4連勝とした。ラストランは今月19日のフェブラリーSだった。通算成績は27戦9勝。

(JRAホームページより)