2021年のオークスを制したユーバーレーベン(牝5、美浦・手塚貴久厩舎)が3日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道新冠郡新冠町のビッグレッドファーム明和で繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページ上で発表した。

 ユーバーレーベンは父ゴールドシップ、母マイネテレジア、母の父ロージズインメイという血統。

 20年6月、東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く札幌2歳Sではのちに桜花賞などGI・3勝を挙げるソダシとはクビ差2着と好走した。阪神JFで初のGIを経験。

 3歳のシーズンはフラワーCから始動し、オークスでは外から鋭い末脚を見せてGI初制覇。今年は3着となったAJCC後に左前浅屈腱炎が判明し、引退となった。通算成績は15戦2勝。

(JRAホームページより)