現地時間4日、アメリカのサンタアニタパーク競馬場でG1・フランクEキルローマイルS(4歳上・芝8ハロン)が行われ、木村和士騎手がゴールドフェニックス(セ5、米・P.ダマート厩舎)に騎乗し勝利をおさめた。木村騎手は米G1初制覇で、カナダでの2勝と合わせてG1・3勝目。同日、米競馬メディア『Blood Horse』が報じた。

 レースは8頭立てで行われ、内から末脚を発揮して抜け出したゴールドフェニックスが、L.デットーリ騎手騎乗のDu Jourの追撃を交わして1着。勝ちタイムは1分34秒45(良)だった。

 ゴールドフェニックスは父Belardo、母Magnifica、母の父Mizzen Mastという血統のアイルランド産馬。

 木村騎手は北海道浦河町出身、1999年9月6日生まれの23歳。2018年にカナダの騎手免許を取得し、19年度は北米の年度代表表彰『エクリプス賞』の最優秀見習騎手賞を受賞した。21年度から2年連続でカナダのリーディングジョッキーに輝いている。