2戦2勝のトラベログ(牝3、美浦・岩戸孝樹厩舎)がフィリーズレビュー(3歳・GII・阪神芝1400m)で重賞初制覇を目指す。

 昨年11月の新馬戦(福島芝1200m)を好位から抜け出して初勝利。一転、前走の菜の花賞(中山芝1600m)は距離延長も何のその、スローペースで逃げて悠々と押し切った。今回は初の1400mとなるが、1200mでも1600mでも走れているのだから、何ら問題ないはずだ。

 父は現3歳の初年度産駒が大活躍しているグレーターロンドン。母系からは09年ローズSを制したブロードストリートを筆頭にサトノウィザード、フィニステールなど、コンスタントに活躍馬が出ている。

 下河辺牧場生産の3歳馬は朝日杯FSを制したドルチェモア、小倉2歳S覇者のロンドンプラン、阪神JF2着のシンリョクカなど、大舞台を目指す逸材がズラリ。トラベログもここで桜花賞の優先出走権を獲得、願わくは重賞初制覇を果たし、大一番に駒を進めたい。