白毛のアイドルホース・ハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝栄厩舎)が金鯱賞(4歳上・GII・中京芝2000m)に参戦する。
ネームバリューではいとこのソダシ、いとこの子どものメイケイエールに譲るが、こちらも重賞2勝の一流馬だ。2歳時に芝の未勝利(新潟芝1800m)で初勝利を挙げたが、その後はダート路線へ。
3歳時に500万下(中山ダ1800m)とレパードS(新潟ダ1800m)、4歳時にブラジルC(東京ダ2100m)、5歳時にはスレイプニルS(東京ダ2100m)を制覇。そして昨年、6歳時に芝に再転向すると、函館記念(函館芝2000m)を勝ち、白毛馬では初となる芝ダート両方でのJRA重賞制覇を成し遂げた。
その後は勝利から遠ざかっているが、前々走の中日新聞杯が0秒1差の5着、前走の日経新春杯も0秒5差の6着。まだまだ一線級相手で戦えることを示している。ハンデ戦のここ2戦で57.5kg、58.5kgを背負っていたのに対し、今回は別定の57kgで戦えるのも有利だ。
ここを勝てば6年連続の勝利、そして5年連続でオープン勝ちの偉業となる。結果を出して“親戚の女の子”に負けない存在感を見せつけたい。