12日、中山競馬場で行われた東風S(4歳上・L・芝1600m)は、大逃げから離れた単独2番手を追走した津村明秀騎手騎乗の5番人気ラインベック(セ6、栗東・友道康夫厩舎)が、ゴール前で抜け出し、追い込んだ2番人気ゾンニッヒ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(良)。
さらにアタマ差の3着に6番人気ノルカソルカ(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)が入った。なお、1番人気エピファニー(牡4、美浦・宮田敬介厩舎)は4着、3番人気ココロノトウダイ(牡6、美浦・手塚貴久厩舎)は5着に終わった。
勝ったラインベックは、父ディープインパクト、母アパパネ、その父キングカメハメハという血統。21年6月の3勝クラス以来9走ぶりの白星となった。通算成績はこれで21戦5勝。ディープインパクト産駒はこの勝利で、JRA通算2700勝に到達。