12日、中山競馬場で行われたアネモネS(3歳・牝・L・芝1600m)は、2番手を追走した横山和生騎手騎乗の2番人気トーセンローリエ(牝3、美浦・小笠倫弘厩舎)が、残り200m辺りで抜け出し、大外を追い込んだ13番人気コンクシェル(牝3、栗東・清水久詞厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。

 さらにクビ差の3着に3番人気クイーンオブソウル(牝3、美浦・林徹厩舎)が入った。なお、1番人気スピードオブライト(牝3、美浦・相沢郁厩舎)は4着に終わった。

 勝ったトーセンローリエは、父サトノクラウン、母トーセンナチュラル、その父メイショウサムソンという血統。未勝利、春菜賞(1勝)に続く3連勝を飾り、通算成績を5戦3勝とした。2着までに入った本馬とコンクシェルは桜花賞の優先出走権を獲得。