16日、名古屋競馬場で行われた第46回名古屋大賞典(4歳上・JpnIII・ダ2000m・1着賞金2500万円)は、好位集団の後ろでレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気ハギノアレグリアス(牡6、栗東・四位洋文厩舎)が、ゴール前で抜け出し、内から盛り返した4番人気ケイアイパープル(牡7、栗東・村山明厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分08秒2(良)。

 さらに3馬身差の3着に3番人気バーデンヴァイラー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)が入った。なお、2番人気ニューモニュメント(牡7、栗東・小崎憲厩舎)は5着に終わった。

 勝ったハギノアレグリアスは、父キズナ、母タニノカリス、その父ジェネラスという血統。単勝1.2倍の断然人気に応えて重賞初制覇を果たした。管理する四位洋文調教師にとってもこれが重賞初勝利。

 川田将雅騎手は2020年から4年連続となる同レース勝利。また、黒船賞(高知)、ダイオライト記念(船橋)に続く3日連続のダートグレード競走勝利となった。