現地時間5月6日(土)にアメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(3歳・米G1・ダ2000m)に、マンダリンヒーロー(牡3、大井・藤田輝信厩舎)が出走できることになった。

 フルゲート20頭に対して一時は出走順が25番目。ゲート番決定時も22番目だったが、現地時間4日に2頭の取消馬が出たため出走が叶った。レースでは、前走から引き続き木村和士騎手とタッグを組む。

 マンダリンヒーローは22年6月に大井競馬場でデビュー。初陣を9馬身差で圧勝すると、同年11月のハイセイコー記念まで4連勝で重賞初制覇を飾る。年明け初戦の雲取賞で2着の後、地方所属馬初の米国遠征を敢行。西海岸地区における最大の前哨戦サンタアニタダービー(米G1)でハナ差2着に好走した。通算成績は6戦4勝。

 これにより、JRA所属のデルマソトガケ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)と合わせ、日本からは2頭が“スポーツ中で最も偉大な2分間”に挑む。なお、出走を予定していたコンティノアール(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は出走取消が発表された。