ダノンスコーピオンに注目したい。帰国初戦を制して重賞3勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/13(土) 京王杯スプリングC(4歳上・GII・東京芝1400m)

 ダノンスコーピオン(牡4、栗東・安田隆行厩舎)は昨年のNHKマイルCを優勝したロードカナロア産駒。その後は白星から遠ざかっているが、香港マイル(6着)から間隔を空けて立て直されたここで改めて期待したいところだ。鞍上は川田将雅騎手。

 トゥラヴェスーラ(牡8、栗東・高橋康之厩舎)はここまで鋭い末脚を武器に活躍し、21年の同レースで2着、前走の高松宮記念で3着という実績を持つ。重賞で勝ち切るにはもう一歩という走りが続いているが、直線の長い東京なら悲願の重賞制覇も十分。鞍上は丹内祐次騎手。

 その他、長期休養明け2走目となるGI馬ピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)、ダービー卿CTで僅差の3着だったゾンニッヒ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)、21年の同レース覇者ラウダシオン(牡6、栗東・斉藤崇史厩舎)、ダービー卿CT・7着から巻き返しを狙うレッドモンレーヴ(牡4、美浦・蛯名正義厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。