13日、京都競馬場で行われた京都ハイジャンプ(4歳上・JGII・障3930m)は、中団から好位で障害を飛越していった森一馬騎手騎乗の1番人気ダイシンクローバー(セ7、栗東・安田隆行厩舎)が、最後の直線で抜け出そうとしていた4番人気トライフォーリアル(セ6、美浦・萩原清厩舎)との叩き合いを制し、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分33秒7(良)。

 さらに2馬身差の3着に6番人気ポルタフォリオ(牡5、栗東・角田晃一厩舎)が入った。

 なお、2番人気テリオスルイ(牡5、栗東・松下武士厩舎)と3番人気ビーマイオーシャン(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)は障害飛越の際に躓いて騎手が落馬したため、11番人気ウインガヴァナー(牡5、栗東・西園正都厩舎)は馬体に故障が発生したため競走を中止。完走は8頭だった。

 勝ったダイシンクローバーは、父キンシャサノキセキ、母ヒシディーバ、その父Fusaichi Pegasusという血統。重賞は3度目の挑戦で初勝利。通算成績はこれで33戦6勝。