リバティアイランドは断然の人気を集めることになりそう。10年のアパパネ以来となる阪神JF、桜花賞、オークスでのGI・3連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/21(日) オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)
リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)はドゥラメンテ産駒で、昨年の阪神JFを2馬身半差で制して2歳女王に輝くと、それ以来のぶっつけで挑んだ桜花賞も一頭違う末脚で追い込んで優勝。現時点で世代牝馬では頭一つ抜けており、ここでも当然主役になる。鞍上は引き続き川田将雅騎手。
コナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)はエルフィンS、チューリップ賞、桜花賞で連続2着のキタサンブラック産駒。前走に関しては相手が悪かったとしか言えないが、自身も1走ごとにパフォーマンスを上げており負けて強しの内容。条件替わりがプラスに出れば逆転の目もありそうだ。鞍上は初コンビのD.レーン騎手。
ハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は2月のクイーンCを勝ったハーツクライ産駒。続く桜花賞では4着に敗れたが、騎手や陣営は距離が伸びて良いタイプと見ており悲観はしていない。調教の動きが抜群で、前走以上の結果は十分期待できそうだ。鞍上はC.ルメール騎手。
その他、桜花賞の3着馬ペリファーニア(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、フローラSを逃げ切ったゴールデンハインド(牝3、美浦・武市康男厩舎)、フローラSの2着馬ソーダズリング(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)、オークス馬ミッキークイーンの仔でデビュー2連勝中のミッキーゴージャス(牝3、栗東・安田隆行厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。