20年のNHKマイルC(GI)や21年の京王杯スプリングCを勝利したラウダシオン(牡6、栗東・斉藤崇史厩舎)が25日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後はオーストラリアへ移籍する予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ラウダシオンは父リアルインパクト、母アンティフォナ、母の父Songandaprayerという血統。叔母に17年の京都牝馬Sで3着に入ったスナッチマインドがいる。

 本馬は19年6月に阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。初陣を勝利で飾ると以降も順調に勝ち星を重ね、20年5月のNHKマイルCでは9番人気の伏兵評価を覆して重賞初制覇を果たした。

 その後も重賞に挑戦を続け、21年5月の京王杯SCで2つ目のタイトルを獲得。22年、23年にはサウジアラビアやドバイ遠征を敢行するなど、芝の短距離からマイルを中心に様々なレースで活躍した。通算成績は25戦5勝。

(JRAのホームページより)