現地時間28日、アイルランドのカラ競馬場でガリニュールS(3歳・愛G3・芝2000m)が開催。ディープインパクト産駒最終世代にあたるドラムロール(Drumroll、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が2位入線となるも、不利を与えた1位入線馬が降着処分になり、繰り上がりで重賞初制覇となった。
ドラムロールは父ディープインパクト、母メイビー、母の父Galileoという血統。日本で生まれ、後に英クラシック競走を勝利したサクソンウォリアーは全兄にあたる。
23年3月にアイルランドのナヴァン競馬場で行われたデビュー戦を勝利。2戦目のテトラークSは、後に愛2000ギニーを制したパディントン(Paddington、牡3)の2着だった。通算成績は3戦2勝。
他に同産駒最終世代の愛国産馬には、22年のフューチュリティTを制し、前走英2000ギニーで1番人気に支持されたオーギュストロダン(Auguste Rodin、牡3)などがいる。