6月1日(木)に門別競馬場で行なわれる北海道スプリントカップ(3歳上・JpnIII・ダ1200m)。来年からは3歳限定戦に変更となるため、現条件では最後の開催となる。
今年もJRA所属馬が中心になりそうだが、対するホッカイドウ勢は前哨戦の1〜3着が揃って出走。スティールペガサスらがJRA勢の牙城を崩せるか注目したい。発走予定日時は1日(木)の20時10分。主な出走予定馬は以下の通り。
■ダンシングプリンス(牡7、美浦・宮田敬介厩舎)
21年のカペラSで重賞初制覇を飾ると、続くリヤドDS、北海道SCも制して中央→海外→地方で重賞3連勝。秋にはJBCスプリントを制してJpnIタイトルを手にするなど、ダート短距離路線をけん引している。今年は昨年より2kg重い59kgでの出走。楽な条件ではないが、持ち前の先行力を武器に連覇なるか。
■ケイアイドリー(牡6、栗東・村山明厩舎)
キャリア全20戦で掲示板を外したのは2回のみという安定株。二桁着順だったのは左回りマイルのグリーンチャンネルCのみだ。重賞初挑戦の黒船賞は8着だったが、前走の東京スプリントで直ぐに巻き返して2着に好走。最も得意な右回りワンターンの舞台で初タイトル獲得を目指す。
■スティールペガサス(牡6、北海道・角川秀樹厩舎)
昨年の北海道SCは5着だったが、9月のウポポイオータムスプリントで待望の重賞初制覇。勢いそのままに道営スプリントも制して、ホッカイドウ競馬のNo.1スプリンターの座に輝いた。今年初戦のエトワール賞は1.4倍の支持に応えて2馬身半差の快勝。昨年以上の結果に期待したい。
そのほか、重賞3勝を挙げているジャスティン(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)、新進気鋭の3歳馬スペシャルエックス(牡3、北海道・田中淳司厩舎)、前走7馬身差で圧勝したアイオライト(牡6、美浦・武藤善則厩舎)なども注目だ。