武豊騎手がソーダズリング(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)で、ローズステークス(3歳牝・GII・芝1800m)の17年ぶり7勝目を狙う。
武豊騎手はこれまでローズSに27回参戦。2回目の参戦となった88年にシヨノロマンで初制覇を果たすと、89年のシャダイカグラで連覇達成。その後も98年にファレノプシス、03年にアドマイヤグルーヴ、05年にエアメサイア、06年にアドマイヤキッスで制し、史上最多の通算6勝を挙げている。
今年のパートナーとなるソーダズリングは、フローラSで2着の実績馬だ。自身が手綱をとった前走のオークスは8着に終わったが、結果的に距離が長過ぎた印象。その点、今回は未勝利を楽勝した阪神芝1800mが舞台だから言い訳はできない。
成長力に定評があるハーツクライ産駒だけに、ひと夏を越しての上昇度も大きいはず。華麗な手綱さばきで、待望の重賞初制覇へと導いてみせる。