本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日に京王杯2歳S(GII)とファンタジーS(GIII)、日曜日にアルゼンチン共和国杯(GII)とみやこS(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年のアルゼンチン共和国杯における、前走人気別成績を見ていきます。過去10年のアルゼンチン共和国杯では前走で4番人気以内だった馬が8勝2着5回3着8回と良績を残しています。

 前走である程度の人気を集められるのは、それまでの実績に優れた点がある事や近況の成績が好調な事に起因されるので、そのような馬は評価を下げずに考えた方が良さそうです。

 一方、前走で5番人気以下だった馬は2勝2着5回3着2回と9頭が馬券に絡んでいます。その内の8頭が前走でGII以上に出走していました。前走が今回と同格もしく格上のレースに出走していた場合は、その時の人気がなくても好走する可能性がありますので注意したいところです。

 続いては、過去10年のアルゼンチン共和国杯での前走4角位置別の成績です。過去10年のアルゼンチン共和国杯では前走4角10番手以内の馬が9勝2着9回3着9回と圧倒しています。過去10年のアルゼンチン共和国杯では、4角10番手以内の馬が10勝2着10回3着7回となっていますので、前走で同じような位置から競馬をしている馬に分があると言えそうです。

 前走4角で11番手以下だった馬は3頭が馬券に絡んでいますが、このうちの2頭は今回と同じ条件で行われる重賞で3着以内の実績があり、この舞台に高い適性を示していました。

 残る1頭のアルバートはステイヤーズS(GII)を勝っている実力馬でした。前走の4角で後方に位置していた馬に関しては、今回の舞台に高い適性を示している事や重賞勝ちの実績がある実力馬でないと上位争いは厳しいと言えるのではないでしょうか。

 それでは早速ですが、今週アルゼンチン共和国杯でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆東京芝2500mに高い適性示す本命候補

ヒートオンビート

 東京芝2500mでは今年の目黒記念を勝つなど、3戦1勝2着1回3着1回で複勝圏を外していないように得意な舞台と言えます。東京芝2500m以外でも安定した走りを見せており、近走で掲示板を外したのは道悪でのレースとなった前走の京都大賞典(GII)や3走前の日経賞(GII)のみで良馬場ならば力通りの走りが期待できそうです。

 また、ヒートオンビートは母父にディープインパクトが入っていますが、過去10年のアルゼンチン共和国杯で母父にディープインパクトを持つ馬は複勝回収率177%と優秀な成績を収めている事も本馬の好走の後押しする材料と言えますので十分に期待できるのではないでしょうか。

マイネルウィルトス

 近3走はそれほど目立った成績を残していませんが、3走前の函館記念(GIII)はおよそ1年ぶりの実戦で4着。2走前の新潟記念(GIII)は10着ですが、勝ち馬とは0秒5差と僅差でした。前走の京都大賞典では6着ながら上がりは最速を記録していますし、着順ほど近走の内容は悪くありません。

 また、東京芝2500mでは、21年のアルゼンチン共和国杯2着や22年目黒記念2着の実績があり、この舞台への高い適性が感じられますし地力の高さも十分に備えています。

 今回は長欠明け4戦目で状態面の上昇も見込める事を考えれば、上位争いに加わっても何ら不思議のない1頭と言えるのではないでしょうか。

ゼッフィーロ

 今年3月の御堂筋S(3勝クラス)を勝ってオープン入りを決めると、メトロポリタンS(L)では昇級初戦ながら3着と結果を残します。重賞初挑戦となった2走前の目黒記念では4着に終わりますが、上がりは最速を記録しており、重賞でも通用するところを見せています。

 前走のオールカマー(GII)ではGIでの好走実績がある馬も出走する中で3着と健闘。本馬のポテンシャルの高さに疑う余地はありません。

 近5走は全て上がり最速を記録しており、末脚の破壊力は抜群。前走の中山から直線の長い東京に替わる事で末脚の威力は更に増すでしょうし、前走以上の結果も十分に期待できそうです。

 また、本馬はこれまで11戦し複勝圏を外したのは僅かに一度だけと安定感も抜群です。大崩れするシーンは想像しにくいですし、今回も安定した走りを見せてくれるのではないでしょうか。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!


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