今週の日曜日は、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(GII)が行われます。

 過去10年のアルゼンチン共和国杯では、3歳馬が2勝3着2回で複勝率80%、複勝回収率182%と優秀ですが、残念ながら今年のアルゼンチン共和国杯には3歳馬は出走していません。3歳馬の次に良績を残しているのが4歳馬です。33頭が出走し5勝2着3着3着3回。複勝率33.3%、複勝回収率85%とまずまずの数値を残しています。

 対して、7歳以上の高齢馬に関しては悲惨な結果となっており、過去10年のアルゼンチン共和国杯で7歳以上の馬は32頭が出走し3着以内はゼロ。過去の傾向通りならば、今年も7歳以上の馬は苦戦を強いられる可能性が高そうです。

 また、過去10年のアルゼンチン共和国杯では5番人気以内の馬が好成績を残している事も特筆する傾向のひとつとかもしれません。過去10年のアルゼンチン共和国杯で5番人気以内だった馬は8勝2着8回3着8回で複勝率48%、複勝回収率100%となっていますので、穴馬に過度な期待はしない方がいいかもしれません。

 想定人気を見るとゼッフィーロ、ヒートオンビート、ディアスティマ、マイネルウィルトス、チャックネイトなどが上位人気になりそうです。オッズが割れ気味ですし、混戦ムードが漂っていますので、当日になるとガラッと人気順が変わるかもしれませんので注意したいところです。

 そんな難解なアルゼンチン共和国杯ですが、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆重賞級の能力示した近2走

 今週のアルゼンチン共和国杯でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるゼッフィーロでした。

 週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を推しているようです。

 ゼッフィーロはここまで11戦4勝2着3回3着3回と安定感抜群の成績を残しています。

 唯一の着外は2走前の目黒記念(GII)での4着。この時はスタートで行き脚がつかずに道中は後方から。スローペースで馬群が密集するような隊形となり、直線では大外へ持ち出す形となってしまいました。スローの上がり勝負の中、大外へ振られてしまうのは相当なロスですが、そこから懸命な追い上げを見せ、何とか4着と掲示板は確保。

 目黒記念に関しては重賞初挑戦だった上に展開も向かず苦しい競馬にはなりましたが、それでも大崩れしなかったあたりに本馬の非凡な能力を感じさせます。

 前走のオールカマー(GII)ではタイトルホルダー、ジェラルディーナ、ウインマリリンなどのGI馬たちも出走しハイレベルな争いとなりました。その中、ゼッフィーロは直線で進路を探しながらも後方から猛追し3着。タイトルホルダーとはタイム差がなかったですし、ジェラルディーナやウインマリリンには先着。重賞にとどまらずGIでも通用するポテンシャルを示す結果となりました。

 近2走の内容から重賞を勝てるだけの能力は十分に感じられますし、末脚を活かすタイプだけに前走の中山から東京へのコース替わりも歓迎ですので、力通りに走れば結果はついてくるのではないでしょうか。


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