アメリカンファラオ産駒のジューンブレア(牝2、栗東・武英智厩舎)が、デイリー杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 ジューンブレアは父American Pharoah、母Lap of Luxury、母の父Galileoの血統。父は15年の米3冠馬。伯父のダッチアートは06年の仏G1モルニ賞と英G1ミドルパークSを制した早熟のスプリンター。昨年のキーンランド・セプテンバーセールにおいて27万5000ドルで落札された。

 10月中山の新馬(芝1200m)は最内枠から好位のインへ。手応え良く運び、ゴール前で逃げた2着馬を楽々と捕らえる完勝だった。父の産駒は気性的に難しい馬が多いイメージだが、レースセンスはピカイチ。牝馬離れした筋肉質の馬体も見栄えがして、相当なスケールを感じさせる。

 海外では芝のGI勝ち馬も送り出しているアメリカンファラオだが、日本ではカフェファラオやダノンファラオなど、重賞勝ちはダートに集中している。ここで待ちに待った芝の大物登場となることを期待したい。