メンバー中唯一の牝馬のナギサ(牝5、栗東・本田優厩舎)が、京都ジャンプステークス(3歳上・J・GIII・障害3170m)で重賞初制覇を狙う。

 ナギサは父フェノーメノ、母ユキノクイーン、母の父タイキシャトルの血統。祖母の半兄には94年のセントライト記念をウインドフィールズがいる。ここまで25戦5勝。平地では2勝クラスで頭打ちだったが、昨春に障害に転じて素質開花。ここまでにオープンを2勝。2回目の重賞挑戦となった前走の小倉サマージャンプでは、勝ったテーオーソクラテスから半馬身差の2着に肉薄した。悲願のタイトルは手が届くところまで来ている。

 現役牝馬でただ1頭、障害オープン勝ちの実績がある個性派。ここで勝てば、17年新潟ジャンプSのグッドスカイ以来となる牝馬の障害重賞制覇。京都開催の障害重賞に限れば、90年京都大障害(春)のメジロアニタ以来、33年ぶりの牝馬Vとなる。京都名物の三段跳びを克服し、重賞8勝の名牝コウエイトライでも果たせなかった快挙達成となるか。ぜひとも注目してほしい。