オーバルスプリントを制したドライスタウト(牡4、栗東・牧浦充徳厩舎)が、武蔵野ステークス(3歳上・GIII・ダ1600m)で重賞3勝目を狙う。

 ドライスタウトは父シニスターミニスター、母マストバイアイテム、母の父アフリートの血統。半弟には4連勝中で、10月のオータムリーフSを制したサンライズフレイムがいる。ここまで9戦5勝。2歳時に全日本2歳優駿を制覇。その後も安定した成績を残し、前走のオーバルスプリントで2つ目の重賞タイトルを獲得している。実績を見る限り、今回のメンバーではレッドルゼルとの一騎打ちムード。JRAでの重賞初制覇が期待できるだろう。

 ただ、あえて不安材料を挙げるなら、東京ダ1600mへの適性だ。自身は今年のフェブラリーSで一度走って0秒7差の4着。GIで4着なら悪くないようにも思えるが、スタート直後の芝でいつもほど行き脚が付かなかったあたり、少なくともベストの舞台設定ではなかった。血統を見ても、シニスターミニスター産駒は東京ダ1600mで[12-18-24-203]の勝率5%、連対率12%。アベレージを大きく下回る成績となっている。とりわけ1〜4枠では[2-5-10-103]の勝率2%、連対率6%。かなりの苦戦を強いられている点には注意が必要だ。

 課題克服で3つ目のタイトル獲得となるか。データに従えば、フェブラリーSと同じように内枠なら危険大、外枠ならチャンスあり。枠順発表に注目したい。