秋のマイル王決定戦。かつてはマイラーのための数少ない目標で、堅いレースの代表格とされた時期もあった。しかし、近年は香港国際競争を含めて秋のGI路線が多様化したため人気が割れることもしばしばで、1番人気馬の信頼性は低下している。

1.高齢馬は苦戦傾向

 過去10回で、4歳馬は[3-5-4-25]で複勝率32.4%、5歳馬が[3-3-4-53]で複勝率15.9%なのに対し、6歳馬は[1-1-0-10]の複勝率9.1%で7歳馬は複勝率0%。5歳以下の馬が中心になると見て良さそう。しかし、3歳馬は[3-1-2-30]で複勝率16.7%。中距離では2kgある古馬との斤量差がマイルでは1kgになるため、他レースに比べるとやや勢いは落ちる。

2.好位から中団で立ち回れる馬

 京都開催だった直近10回で、4角3番手以内だった馬は[1-2-3-30]で複勝率16.7%だが、4角10番手以下も[3-1-3-75]で複勝率8.5%。極端な位置で競馬をする馬よりも、好位から中団あたりで立ち回る馬が好走してくる傾向。

3.距離短縮組の連対率が低い

 京都開催だった直近10回で、前走から距離短縮となる馬は連対率7.9%なのに対し、前走もマイルだった馬は連対率11.8%、距離延長となる馬は連対率14.9%。複勝率で見るとあまり差はないが、連対率では距離短縮組がやや劣勢。

 ソウルラッシュは前走の京成杯AHで重賞2勝目をあげるなど右回りのマイルでは6戦4勝。今回と同舞台のマイラーズCでも0秒1差の3着と好走している。能力ではGI馬相手に遜色ないものを持っており、ここでGI初制覇を期待したい。