【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆知っておきたい!血統表でよく見る名馬

【ダンシリ】

 兄弟姉妹に5頭のG1馬を持つ超良血馬。自身はG2とG3を計3勝し、G1では2着が最高でした。しかし、種牡馬としては成功を収め、レイルリンク(凱旋門賞)、フリントシャー(パリ大賞などG1を5勝)、ハービンジャー(キングジョージVI世&クイーンエリザベスS)など多くの名馬を送り出し、デインヒルの優れた後継種牡馬の一頭となりました。硬い芝を得意とするタイプで、ハービンジャーが勝ったキングジョージは2分26秒78のレコードタイム。速い勝ち時計が計時されるアメリカのターフでも多くの活躍馬が誕生しています。ハービンジャーはわが国で供用されて成功し、ブルードメアサイアーとしても優秀です。

◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「多数の日本馬が登録!シャティン競馬場を得意とする血統は?」

 12月10日(日)の香港国際競走まで1ヵ月を切りました。今年は68頭が登録を済ませています。例年どおりのスケジュールであればあと10日ほどで選出馬が発表されます。

 シャティン競馬場は、1周1899mの洋芝コース。したがって、洋芝に強い血統が善戦する傾向があります。ステイゴールド、ロベルト、デインヒルあたりは定番で、キングカメハメハ、フォーティナイナー、ストームキャットあたりも悪くありません。キタサンブラック産駒は走った経験がありませんが、洋芝適性が抜群なので、おそらく適性は高いだろうと思います。



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