12月3日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)に、ダート界の超新星セラフィックコール(牡3、栗東・寺島良厩舎)が出走を予定している。

 同馬はこれまで5戦5勝とまったく底を見せておらず、史上4頭目となる無傷の古馬GI制覇を狙う。毎回スタートで出遅れながら、直線だけで各馬をごぼう抜き。前走のみやこSも4コーナーでは絶望的なポジションだったが、最後は3馬身差をつける圧巻の内容。ひとクセある中京コース、加えて相手も大幅強化になるが、勢いそのままに快挙達成なるか。

 今年はミックファイアが無敗の南関東三冠を達成。北海道ではベルピット、高知ではユメノホノオが三冠馬になるなど、地方競馬でつぎつぎにスターホースが生まれているが、もちろんJRAでも大物候補が続々。セラフィックコール以外にも、先々まで注目したいダート馬が多数おり、その一部を本稿で紹介する。

■オーサムリザルト(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)

 新馬戦を快勝後に骨折が判明し休養に入っていたが、今年6月の復帰戦を3馬身差で快勝。続く2勝クラス、3勝クラスも手応え楽に突破し、現在まで無傷の4連勝を飾っている。牝馬ながら500kg前後の雄大な馬体の持ち主。今後は牝馬限定の重賞だけでなく、牡馬相手でも楽しみにしたい。

■サーマルソアリング(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)

 デビューから長らく芝を使われてきたが、ダートに矛先転じるとまさに一変。今年7月の中京ダ1800m戦は、ほとんど持ったまま2.2秒の大差勝ち。その後も2勝クラス、3勝クラスを快勝してOP入りを果たしている。アイコンテーラー、ヴァレーデラルナに続く、ドゥラメンテ産駒の砂女王候補だ。

■サンライズフレイム(牡3、栗東・石坂公一厩舎)

 デビュー2戦目こそ3着に敗れたが、同レースの1着馬パライバトルマリンは関東オークスを制覇。同2着のブライアンセンスは、ユニコーンSで3着に入るなど活躍している。3戦目から1400mに距離短縮すると4連勝。現在まで6戦5勝とほぼ完璧な成績で、今後は各地の1400m重賞で姿を見たいところ。

■ヤマニンウルス(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)

 昨年8月のデビュー戦は、JRA平地競走最大となる4.3秒差をつけてレコード勝ち。その後は休み休みでの出走になっているが、今年4月の復帰戦を6馬身差、11月の2勝クラスを3馬身半差で制した。前走も鞍上の手応えは終始楽。まだ3勝クラスの身だが、持っている素質が一級品なのは間違いないだろう。

 上記の馬以外にも、4戦3勝で古馬相手にグリーンチャンネルCを勝利したオメガギネス(牡3、美浦・大和田成厩舎)、8戦してすべて3着以内に好走しているブライアンセンス(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)など、名前を挙げれば枚挙にいとまがない。ダート戦線において、とにかくハイレベルな現・3歳世代。まずはセラフィックコールの快挙を期待するとともに、控えている大物候補の今後にも注目したい。