2023年度のJRA賞授賞式が29日、都内で開催。イクイノックスやリバティアイランドなど、昨年の日本競馬を彩った各馬の関係者が喜びを語った。主なコメントは以下の通り。

■年度代表馬・最優秀4歳牡馬 イクイノックス
【木村哲也調教師】
「一番の思い出はジャパンCもそうなんですが、朝焼けの中で毎朝、坂路を駆けあがる彼の姿からエネルギーをもらっていたので、日々の調教が脳裏に焼き付いています。無事に送り出せてほっとしていて、厩舎でできることはやり切って誇りを持っています」

【C.ルメール騎手】
「(一番印象残っているレースは?)やっぱりジャパンカップでピークになったと思います。ベストなレースでした。騎手にとってはほとんどパーフェクトな馬でした。すべてを持ち合わせています。スピード、スタミナ、エレガンス。だから競馬界の中で“ディープインパクト”でしたね」

■最優秀2歳牡馬 ジャンタルマンタル
【社台レースホース 吉田照哉氏】
「もちろんとてもうれしいです。数いる2歳馬の中でチャンプに選ばれて、幸せだと思っております。共同通信杯を使い、その後はもちろん皐月賞だと思います。順調にいってくれれば」

■最優秀2歳牝馬 アスコリピチェーノ
【サンデーレーシング 吉田俊介代表】
「6月のデビューから強い競馬をしてくれています。牡馬に交じっての重賞挑戦もこなしてくれましたし、厩舎と北村騎手にも協力してもらい、天栄でもうまい調整ができて阪神JFを勝つことができてよかったです。(次走に関して)阪神JFの後、ノーザンファーム天栄で調整しています。次は桜花賞に直行ということで先生と相談しながら進めていきます。北村騎手もリハビリ中ですがその前に復帰ということで一緒に頑張っていきたいと思います」

■最優秀3歳牡馬 タスティエーラ
【堀宣行調教師】
「今はしがらきで春の競馬に向けて乗り込んでおります。厩舎に帰ってきましたらオーナーに相談したいと思います」

■最優秀3歳牝馬 リバティアイランド
【サンデーレーシング吉田俊介氏】
「どのレースも強かったと思いますし、ちょっとヒヤヒヤさせてしまった桜花賞も、オークスも、強い勝ち方ができましたし、夏のあいだ素晴らしい調整をしてもらって、秋華賞も強い勝ち方だったと思います

 今はノーザンファームしがらきで調整されているんですが、今年最初の目標はドバイSCに定めておりまして、2月のどこかで中内田先生のところに戻って調整されていく予定です」

■最優秀4歳以上牝馬・最優秀マイラー ソングライン
【サンデーレーシング吉田俊介氏】
「4歳の時も安田記念を勝たせていただいたんですが、喉のほうに軽微な問題があり休まなければいけなくて、昨年久しぶりの競馬でサウジもうまくいかなかったんですが、馬が強くなって林先生に調整いただき、ヴィクトリアマイル、安田記念と戸崎騎手を鞍上に、強い競馬をしてくれました。

 11月にノーザンファームへ帰ってきまして、すぐ他の馬に顔を蹴られて怪我しまったんですが、今はすごくきれいに治っていました。早ければ2月から種付けできると思うんですが、馬格は男馬のようで素晴らしく、スピードもありましたので、強いお母さんに似た子どもがうまれたらいいなとおもいます」

■最優秀スプリンター ママコチャ
【金子真人オーナー】
「ダービーは4回勝っているんですけど、スプリントは初めてだったんですよ(笑)。本当に短いところ選ばなかったんじゃなくて、馬の選び方がそんなことなのかもしれないですけど。ママコチャは女の子でかわいい名前を付けて池江先生が上手にやってくれてGI獲れました。本当にありがとうございます。抱負はもう1勝、2勝、3勝と勝っていって欲しいです」

■最優秀ダートホース レモンポップ
【馬主ゴドルフィンの代理・福田洋行氏】
「ダートのレースは世界中で活躍している馬もおりますし、そういったレベルが高い中で受賞ができ、ありがたく思っておりますし、関係者の方々のおかげと思っております。感謝申し上げます。

 今後についてはサウジカップに出走する予定で登録しております。すでに厩舎のほうに戻り、順調に調整していただけると思っております。6歳ですがレモンのようにフレッシュな走りを期待したいと思います」

■最優秀障害馬 マイネルグロン
【岡田紘和代表】
「本当に意外なほど順調に行きまして、最後の中山大障害も強い勝ち方をしてくれました。自分でも驚きでした。(今後について)3月の阪神スプリングジャンプを経て、春の大目標である中山グランドジャンプへ順調にいければいいなと思っています」

■特別賞 ウシュバテソーロ
【了徳寺健二オーナー】
「ウシュバテソーロはJRAのGIを1勝もしていないのに大きな寛大な心で特別賞をいただいたことに本当に感激しております。ありがとうございます」