名牝ダイワスカーレットの最後の産駒となるグランスカーレット(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が、日曜京都5Rの3歳新馬(芝1600m)でデビューする。

 グランスカーレットは父ロードカナロア、母ダイワスカーレット、母の父アグネスタキオンの血統。母はウオッカとのライバルストーリーで知られ、07年桜花賞でGI初制覇。同年の秋華賞とエリザベス女王杯も制し、JRA賞最優秀3歳牝馬に選ばれた。また、08年の天皇賞(秋)ではウオッカと名勝負を演じてハナ差の2着。続く有馬記念では71年のトウメイ以来、37年ぶり4頭目の牝馬Vを達成した。また、伯父のダイワメジャーはマイルから2000mを主戦場にしてGIを5勝した名馬だ。

 グランスカーレットは1週前の坂路で4F52秒5-1F12秒3の好時計。CWでの最終追いでも6F80秒3-1F12秒0と水準以上の時計をマークして、良血らしいポテンシャルを示している。母の産駒は初仔から10番仔まで全て牝馬で、グランスカーレットが初めての牡馬。姉10頭ではダイワレジェンドの4勝が最高。京都5Rにはキタサンブラックの半弟シュガークン、GI・2勝馬ソウルスターリングの仔スターリングアップなど良血馬がそろったが、デビュー戦を勝利して、末っ子が母の名を高めることができるか。